ホルダー
ガイダンス
ミラーホルダーセレクションガイド
コンパクト化
MHGタイプやMHANタイプのミラーホルダーは、調整機構やその操作スペースのため、素子(ミラー)の大きさに対し、二周り程度の大きなスペースを必要とします。操作性や調整の分解能が問題にならない場合は、MMHNタイプやBSHLタイプのミラーホルダーを使うことで、光学系のスペースを小さくすることができます。
さらに、BSHLタイプは、操作方向が上面(または側面)に向いているため、ホルダーを調整操作するためのスペースが必要なくなり、ホルダーどうしを近接させることができます。
ビームスプリッターが使用できるミラーホルダー
ミラーホルダーにはミラーにしか使用できないホルダーと、
ビームスプリッターを固定して透過光も使用できるホルダーに分けられます。
さらに、透過光を使えるホルダーはBHANのような左右両方向からビームがきても使用できるホルダーと、MHGやMHIのように片側からしか透過ビームが使用できないホルダーに分けられます。
透過で使用する場合は、各製品の仕様表の45度入射透過ビーム径をご確認ください。
ロッドタイプと据え置きタイプ
ミラーホルダーには初めからロッドがついているタイプとベースプレートなどに直接取り付ける据え置きタイプの2タイプがあります。ロッドタイプを選択すれば、ロッドスタンドを使って、ミラーホルダーの光軸高さの調整が容易に行えます。
据え置きタイプは光学系をコンパクトにまとめたり、装置の中に組み込む場合に使用されます。
ミラーホルダーの光軸高さを調べ、各ホルダーの光軸高さが一致するように、予め、ベースプレートを設計しておく必要があります。
また、いくつかの据え置きタイプのミラーホルダーは、直接ロッドが付けらるものや、アダプタプレートでロッドタイプに変換することがでるものがあります。