ベース

ガイダンス

防振台・光学実験台ガイド

フラットベンチの構造

光学防振台・光学実験台で使用しているフラットベンチは、アルミハニカムコア(連続蜂の巣形状)の上面に着磁性ステンレス鋼板、下面に普通鋼板を使用して、エポキシ系接着剤で全面接着した軽量かつ剛性に優れたベンチです。
フラットベンチの上面は無塗装です。ケガキ線、特殊タップ穴等の加工、変形ベンチなどの製作も可能です。

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架台

光学防振台・架台付光学実験台に使用している架台は、脚と連結パイプとを溶接することで接続してあります。さらに、剛性を高めるため脚連結パイプ共に太い仕様となっています。
防振効果は光学防振台に使用している「精密空気ばね」以外にも、架台の構造と剛性に大きく依存しています。脚と脚を連結する角パイプは倒止めのためでなく、架台の「ねじれ」防止を主目的としています。この角パイプを細くしたり、薄い板を使用したりすると、架台の一次共振周波数を低下させ、床から伝わる振動周波数に共振し、総合的な防振効果を大きく損なう原因となります。レベリングボルトはフラットベンチや搭載機器の重量を支えるもっとも重要な部品の1つです。床と架台の接点であるボルト径の大小(ボルトの剛性)が光学防振台・架台付光学実験台の総合性能に大きく影響します。

注意

カタログ掲載品以外の架台も製作承ります。

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搬入費

防振台・光学実験台は重量物のため、防振台本体価格以外に搬入費が別途必要となります。
また搬入時には、搬入場所に適した車・人員・機材等が必要となります。
お見積の際、お手数ですがD006の「搬入手段・環境のご確認お問合せシート」を当社営業部まで必ずご提出お願いいたします

地震対策について

万が一、地震が発生した場合、光学防振台・架台付光学実験台が移動・転倒しないようアンカーボルトにて固定する要望が年々高まっています。
アンカーボルト施工は専用の業者(当社では対応することができません)へご依頼をお願いします。
架台に追加工が必要となる場合は、別途営業までお問合せください。
なお、レベリングボルト部を押さえ固定するレベラー固定金具をオプションとして、ご用意しております。

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精密空気ばね(ダイヤフラム型) Vibration Isolation

全ての光学防振台に使用している「精密空気ばね」は、3系統15種類に分類され搭載機器に適した精密空気ばねを選択し、あらゆる搭載機器に対しても最適な光学防振台となるように設計・開発したものです。精密空気ばねは、ダイヤフラム型(おわんを伏せた形状)を使用しており、精密空気ばね1つで垂直・水平方向の防振をしています。

オリフィス Vibration Isolation

全ての光学防振台にオリフィスを使用しています。オリフィスとは精密空気ばねとエアータンクの間に設けてあるしぼり弁で、このしぼり弁によってエアーダンピングをかけ、フラットベンチの揺れを収束させます。

注意

長期間使用しない場合でも精密空気ばねに対し、給気を中止または空気を抜かないでください。
空気ばねがつぶれリークする恐れがあり、寿命が著しく短くなります。ばねの劣化や老化を防ぐために、圧力供給を推奨しています。

水平レベル自動型

オートレベルセンサ Vibration Isolation

オートレベルセンサは、フラットベンチ上の搭載機器の配置による偏荷重や、機器の重心移動または機器の載せ降ろしの際に生じるフラットベンチの傾きを、短時間に復帰させる働きをします。水平を維持させるために、センサ取り付け部3ヶ所とフラットベンチ下面3ヶ所との間の変位量を基準位置から判断し、エアーの給排気を自動的に行ないます。

水平レベル自動型の光学防振台はオートレベルセンサ付のため、圧力源が必要となります。
上記の❶❷❸のいずれかをご用意ください。

※「エアー源」の1次側圧力には、0.3~0.7MPa(約3~7kgf/cm2)が
必要です。

注意

エアー源が無い場所へ設置する場合、室内で使用できる静音タイプのサイレントコンプレッサー(PC-10H-S)を
ご用意しております。

圧力
単位:MPa
品番 実際の搭載荷重量(対搭載可能重量比)均等負荷条件
95~80% 79~50% 49~30% 29~10% 9~1%
TDI-LA 0.3 0.27 0.25 0.2 0.15
HOA-LA 0.3 0.27 0.25 0.2 0.15
DT-A 0.17 0.15 0.14 0.14 0.13
圧力源(圧力供給側)
小型コンプレッサー:
工場エアー配管:
チッソ配管:
チッソボンベ:
0.5~0.6MPa(約5~6kgf/cm2
0.5~0.6MPa(約5~6kgf/cm2
0.5~0.6MPa(約5~6kgf/cm2
高圧につき必ずボンベ付帯のレギュレーターにてコンプレッサー等と同等の圧力範囲に設定してください。
エアー配管< Vibration Isolation

① 精密空気ばね(防振台)に取り付けてあるレギュレーターにエアーチューブを継ぎます。 レギュレーター部ワンタッチ継手を使用し簡単に配管することができます。

② 次に圧力源に対し、エアーチューブをつなぎます。
圧力源側のメネジがPT 1/4インチの場合、付属のφ6ワンタッチ継手(PT 1/4オネジ付)をスパナで締め上げてください。
エアーチューブは①同様、容易に配管ができます。

水平レベル手動型

水平レベル手動型の光学防振台には、空気源としてのハンドエアーポンプと、給排気バルブ専用ムシ回しドライバーを付属しています。

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